【1】不安と人生
自分の事を書くのはあまり得意ではない。
そもそも長文を欠くこと自体これまでしてこなかったのだろう。
なぜそんな私が自分が足りを始めようと思ったのか。
暇だったからか、注目されたいのか、日々のルーチンを作成したいのか、
誰かに知ってもらいたいのか。
おそらくすべてその理由には当てはまる。
だが理由はどうでもよいであろう、私たちの生きる意味ですら
自分勝手に作成するほかないのだから。
今年の7月、新卒で入った会社をやめた。浪人して苦労して入学した
大学名を利用し大企業に就職した。その会社を1年と3カ月ほどだった。
続けようと思えばいくらでも続けられたのだろう。いい会社で人にも恵まれた。
だが、仕事をしている最中に何度も「このままでよいのか」と反芻するのである。
1年と3カ月休むことなく毎日考えた。
何がそう考えさせてのか、自分でもわからない。
業務内容が将来のためにならないからか、この会社で死ぬまで働かなくては
ならないと思ったからか。何が不安だったのか。まだわからないがこれから
分かるかもしれない。
今現在私は実家に引き返し、ワーホリの準備をしている。
環境を変えることが自分を変えることのできる、つまり納得させることのできる
最高の手段と考えた。
24年間自分に嘘をつけ続け、我慢させることを自分自身で強いてきた。
しかし、それは社会に出て「都合のいい人」にならざるを得ない選択だった。
だから私は戦うのである。自分のために自分と、外部と。
自分の優しさに引導を、どんな時も大勢を見極める。
この自分語りを見つけてくれ読む人間が何かを感じ、思い
幸せな人生を送ることを願っている。